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日本政策投資銀行、日本航空機エンジン協会に次世代民間航空機用エンジンの国際共同開発事業にシンジケート・ローン

 日本政策投資銀行(DBJ)は9月25日、一般財団法人日本航空機エンジン協会(所在地:東京都中央区)に対し、次世代民間航空機用エンジンの国際共同開発事業(注1)に係るシンジケート・ローンを組成したと発表した。

 同協会は、民間航空機用エンジンの国際共同開発の取りまとめ、調整推進をするための日本側代表として、国内重工メーカーの協力を得て1981(昭和56)年に設立され、以降、多数の国際共同開発を推進してきた。

 民間航空機エンジン市場は、新興国を中心とした旺盛な需要等を背景に新規開発が相次いでおり、今後確実な伸長が見込まれている。そうした中で本件は、同協会が実施している次世代民間航空機用エンジンの国際共同開発事業における日本側開発資金を対象に、航空機産業に地縁のある地方銀行を参加金融機関としたシンジケート・ローンを組成したもの。当該エンジンの日本側担当部品は、開発に参加する重工メーカーやその取引企業の国内工場において製造されるものになる。

 (注1)民間航空機用エンジン開発の方式としては、技術の共同分担、膨大な開発費用の負担軽減等の観点から、複数の国のメーカーが参画する国際共同開発が主流となっている。

<シンジケート・ローンの概要>

アレンジャー兼ファシリティ・エージェント: DBJ

ペイイング・エージェント:十六銀行

貸出人:DBJ、愛知銀行、大垣共立銀行、十六銀行

 ニュースリリース

 

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