中国のグレーダー、2017年８月は前年比91.7％増の418台、2011年8月の411台を上回る

　中国工程机械工業協会などによると、2017年8月のモーターグレーダー販売実績は（10社ベース）は、前年同月比91.7％増の418台となり、2011年8月の411台を上回った。１~８月累計は、前年同期比44.8％増の3,049台だった。

　2016年7月以来、グレーダーは1月の成長率が0.96％だったが、他の月が25％以上、業界の勢いが安定していることに加え、今年は前年度のプラス成長を達成している。

　8月の180馬力モデルは92台、次いで165馬力が60台、200馬力が59台。１~８月累計は、180馬力が697台（構成比22.9％）、次いで165馬力448台（14.7％）、200馬力408台（13.4％）となっている。

　１~８月累計の地域別は、新疆207台で、次いで、河南、江蘇省、山東省が100台を超えた。最低需要は上海、海南、天津で、うち上海は僅か8台。

　１~８月のブランド別は、徐工道路が1,157台で約38％シェアを占め、柳工535台、国机常林390台、CAT319台が続く。

　8月の輸出は223台で輸出比率は53.4％。1~８月累計は前年同期比26.3％増の1,692台となり、輸出比率は50.6％を占めた。