フランスのCISMA(建設・インフラ・鉄鋼・ハンドリング機器製造協会)の9月5日発表によると、フランスにおける1~7月のクローラ式油圧ショベルの販売台数は、前年同期比23%増だった。2016年、フランスでは1万2,800台のクローラ式油圧ショベルが販売されたが、2017年は前年比23%増の1万5,700台に達すると予想されている。
同協会の調査は依然として非常に好調。建物の建設が伸びており、土木工事が改善している。フランス市場における供給の60%以上を占めると推定されるレンタル部門でのクローラ式油圧ショベルは31%増加した。
1~7月、ミニショベルは同25%増の7,800台近くになった。2016年、ミニショベルは33%増加しており、ミニショベルは本当に人気がある。また、6〜12トンのクローラ式油圧ショベルの販売も好調で、期間中19%増加した。レンタル向けの販売は、この増加のかなりの部分を説明している。
クローラ式油圧ショベルの販売は12カ月以上増加、今年1~7月で11%増加している。21トンから24トンのセグメント(全体の28%を占める)、そして最も重要なのは、24〜28トン(全体の18%)のセグメントで、52%増であった。
CISMAは、FIM(機械工学産業連盟)の専門組織。現在、CISMAはフランスの約3万1,000人を雇用する200社の会員で構成されている。生産の58%を輸出し、78億6,000万ユーロ(約1兆円:130円計算)の収益を生み出している。