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東芝、岩手県北上市の工業団地に東芝メモリの新拠点建設を決定

 東芝は9月6日、東芝子会社である東芝メモリ(TMC)の新規拠点を岩手県北上市に決定し、具体的な準備作業を開始すると発表した。

 エンタープライズ用サーバやデータセンター向けを中心にフラッシュメモリの需要拡大が見込まれることから、TMC四日市工場に加えて新規拠点の検討を進めてきた。このほど進出可能時期や優秀な人材確保等の観点から総合的に評価し、新規拠点を岩手県北上市の北上工業団地エリアに決定、用地拡張に関する調査や自治体との調整などの準備作業を開始する。

 2018年に新棟の建設開始を目標に準備作業を行うが、具体的な建設計画、設備投資等については、市場動向を踏まえ、今後決定していく。なお、TMCとして、当該新棟へのサンディスク社の参画を別途協議していく。

 また、TMC四日市工場では第6製造棟と開発センターの建設を進めており、今後も同社四日市工場の生産・開発体制の強化を進めていく。

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