市光工業は9月1日、神奈川県厚木市森の里に自動車用ランプの製造所を新設すると発表した。
この新工場に、伊勢原製造所の生産を徐々に移管するが、リーン生産方式を採用して企業競争力の強化を図り、ヴァレオの開発した革新的な生産技術コンセプトを採用、そのメリットを享受する。この結果、最近の好調な新規受注に裏付けされ、同社中期目標にも謳われているヘッドランプを中心とする事業の成長に繋げていく。また、この投資によって耐震基準の最新要件を満たす こととなるだけでなく、事業継続管理(BCM:Business Continuity Management)全般の向上を果たすことになる。
市光工業は今後をかけて、新工場生産能力の順次拡大を図ってい予定で、森の里と既存製造所のある伊勢原市は近接した位置関係にあることから、ノウハウの移転を確実に行っていく。
<新製造所の概要>
製造所名称: 森の里製造所(仮称)
投資総額 : 164 億円(予定)
設置場所 : 神奈川県厚木市 敷地面積 : 約 64,000 m²
稼動時期 : 2019年7月
生産品目 : 自動車用ランプ