スウェーデンのSandvik(サンドヴィック、本社:ストックホルム)は7月12日、デンマークのFL Smidth(FLスミス、本社:コペンハーゲン)に鉱山システム部品(parts of Mining Systems)を売却する契約を締結したと発表した。同事業はマテリアルハンドリングシステムの設計とエンジニアリングのサプライヤ。2016年には年間売上高は29億SEK(約394億円)だった。(1SEK約13.6円で計算)
<SandvikのMining Systemsを終了計画>
・鉱業に関連する事業のプロジェクト部分は、FLSmidthに分割される。
・非鉱山材料処理プロジェクト事業(主に港湾プロジェクト)および一部の採掘プロジェクトに関連する進行中の受注および出荷は、FL Smidthとの業務契約を通じてSandvikによって提供される。このプロジェクトは、2017年から2019年の間に完成する予定。
・鉱業システムのコンベヤーコンポーネントの部品の売却プロセスは計画通り進行中であり、進行中である。
鉱業システムは、引き続き非継続事業として報告される。当該取引は1株当たり利益には影響を及ぼさないか、または限定的な影響を及ぼし、2017年末までに終了する予定。当該取引は規制当局の承認を必要とする。
鉱業システムを売却する意向は、2015年10月1日のプレスリリースで初めて伝えられていた。
FLSmidthは1882年以来、セメントおよび鉱物産業向けの機器、サービス、専門技術のリーディングサプライヤで、2016年の売上高は24億4,300万ユーロ。