仏マニトウが7月27日に発表した2017年上半期(1~6月)売上高は、前年同期比16.8%増の8億500万円ユーロ、営業利益は同21.1%増の4,600万ユーロ、純利益は同30.4%増の3,000万ユーロとなった。2017年通期の売上高は、前年比15%超、営業利益率は6.0~6.3%になる見通し。
<MHA(Material Handling & Access)>
売上高は5億6,300万ユーロ(前年同期比18.5%増)、営業利益は3,800万ユーロ(同8.6%増)。引き続き発展し、建設業界では依然として堅調に推移し、産業上の取扱いは加速している。
<CEP(Compact Equipment Product)>
売上高は1億1,700万ユーロ(同13.6%増)、営業損失△300万ユーロ(前年同期は△300万ユーロ)。部門別の売上高は、北米のレンタル市場の復活とすべての地域での新機種の堅調な受注により恩恵を受けた。
5月以降、4月に発効した管理組織であるCEP部門には、同グループの新しい買収のインドにおける活動が含まれていることに留意する必要がある。
<S&S(Service & Solutions)>
売上高は1億2,500万ユーロ(同12.6%増)、営業利益は1,000万ユーロ(前年同期比倍増)。コンソーシアムの為替レートおよび一定の範囲では10%増加した。スペアパーツの需要が加速し、新しいサービスのテイクアップが増加したため、収入は大幅に伸びた。また、北米における宇宙部品管理プラットフォームの再統合を行い、経費および財務パフォーマンスを改善した。
<2017年通期見通し>
非常に良い半年の再開、市場の巨大な需要と私たちのオークションの規模等から、グループは2017年の見通しは改善し、売上高は15%以上の成長を予想している。その結果、営業利益の回復の進展の見通しが改善され、売上高の6.0%から6.3%に達するとしている。