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JR九州、キャタピラー九州が会社分割で設立予定の新会社の全株式を取得し子会社化

 JR九州(九州旅客鉄道)は8月10日、キャタピラー九州(福岡県筑紫野市、岡田 章社長、資本金1億円)の会社分割(新設分割)により、設立予定である新設会社(資本金1億円)の全株式(20万株)を取得し、子会社化すると発表した。

 キャタピラー九州は、世界最大の建設機械メーカーであるCATERPILLAR INC.の日本法人・キャタピラージャパン合同会社の九州地区特約販売店。分割前の2017年3月期売上高は283億600万円、営業利益は6億3,200万円。

 今回の株式取得は、JR九州グループが鉄道事業で培った「安全」と「サービス」を軸に、鉄道以外の新たな分野へと事業領域の拡大を図るもの。今後は、キャタピラージャパン合同会社とのパートナーシップのもと既存事業との連携によるシナジーの創出に取り組むとともに、安全・安心なインフラ整備を通じた“まちづくり”の推進により、JR九州グループの企業価値向上を目指していく。

 なお、キャタピラー九州株式会社(分割会社)の子会社であり、農業を主たる事業とする愛菜ファーム(長崎県諫早市、岡田 章社長)についても、JR九州グループの農業の強化・拡大を目的として、相手先とJR九州グループによる株式取得に関する協議を行っている。

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