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和歌山県、田村薬品工業と21日に進出協定、約72.5億円投資で医薬品生産

 和歌山県は8月1日、誘致企業として田村薬品工業(大阪市中央区)が橋本市の紀北橋本エコヒルズ「紀ノ光台」に工場を新設するにあたり、8月21日、県庁で進出協定を締結すると発表した。

 同社は、大阪の薬の町「道修町」に本社、奈良県内に工場及び研究所を持つ医薬品・医薬部外品及び健康食品、清涼飲料水の製造・販売を手掛ける総合医薬品製造メーカーであり、大手製薬企業製品の受託生産を行うとともに、研究開発を行い自社製品の製造・販売を行っている。

 橋本工場では、人・物導線の分離による汚染リスクの排除、自動搬送装置の導入等により迅速稼働、効率生産を追求した自動化を行い、高品質、大量生産の環境を整える。今後、大手製薬企業から更なる受託生産の増加が見込まれることから、世界標準に対応した医薬品製造の受託会社として、国内のみならず海外にも通用する製品の製造及び生産体制の増強を目的として、工場を新設することになった。

<進出計画概要>

場 所:紀北橋本エコヒルズ「紀ノ光台」[2015年12月17日購入済み]

敷地面積:49,016.65㎡

延床面積:9,847.62㎡

雇用予定:正社員15名(3年間)

投資額:約72.5億円(建物・機械設備等の投資額、土地代は除く)

業務内容:一般用・医療用医薬品の受託製造

操業時期:2019年9月操業開始予定

 

和歌山県の発表資料

 

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