日精樹脂工業が8月4日発表した2018年3月期第1四半期(4~6月)連結業績によると、主力である射出成形機売上高が堅調に推移したこと等から売上高は93億1,700万円(前年同期比14.0%増)となった。営業利益が8億6,900万円(同17.6%増)、経常利益は9億8,100万円(前年同期の経常利益1億4,400万円)、親会社株主に帰属する四半期純利益は6億9,400万円(前年同期は1億4,400万円)となった。
製品別売上高は、射出成形機が69億8,800万円(前年同期比11.5%増)、周辺機器が7億300万円(同30.5%増)、営業部品が13億4,100万円(同19.3%増)、金型等が2億8,300万円(同18.4%増)となった。
<日 本> 自動車関連を中心に需要が堅調に推移したことから売上高は45億2,900万円(前年同期比9.3%増)、またセグメント利益は6億9,600万円(同159.8%増)となった。
<アメリカ地域> 自動車関連の需要がやや伸び悩んだこと等から売上高は21億4,400万円(同13.7%減)、またセグメント利益は2億900万円(同14.4%減)となった。
<アジア地域> 中国でIT関連等を中心に需要が好調だったこと等から売上高は26億4,300万円(同71.5%増)となったが、価格競争が激化したこと等からセグメント利益は1億4,900万円(同12.6%減)となった。