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中国の徐工液圧、特殊ショベル用の油圧シリンダ開発、日本市場に進出

 徐工集団の油圧シリンダメーカー、徐工液圧件公司(江蘇省徐州市)は7月21日、日本のハイエンドユーザーのために油圧ショベル用シリンダを開発したと発表した。すでに第一陣の製品が順調に納入されているとされ、これは徐工の中核部品機器が日本における初のお目見えで、世界の装備ハイエンド市場を奪取する道のりで、また一歩踏み出した目印になるとしている。

 発表によると、日本の部品機器市場は、これまで過酷な品質要求で世に知られている。徐工の中核部品機器ブランドの声望を打ち鳴らすために、徐工液圧件公司は、この細かく分かれた市場需要のきっかけをタイムリーにつかみ、ユーザの実際の使用状況に焦点を合わせて、製品を適応するよう改良し、周到な製造を通して、特殊な作業状況の要求により良く満足出来るよう、高い信頼性を確保すると同時に、後段に続く最適化生産技術プロセスと加工品質では、製品の「硬実力」(強い実力の意)を絶えず向上させている。

 同時に、公司は積極的に「営銷服務一体化」(販売とサービスの一体化の意)措置を実行して、ユーザーからの各種使用上の問題のフイードバックをタイムリーに解決し、製品の高い信頼性と良質なサービスをもってユーザの高い認可を獲得することは、徐工油圧シリンダの海外市場における知名度と競争力の向上に効果があり、中国油圧機器製品の「走出去」(海外進出の意)の自信を固めている。

 1975年に設立された同社は、高圧油圧シリンダ、油圧バルブ、油圧システムと専門企業。100名以上の研究開発要員を含め、現在900人の以上の従業員がいる。工場敷地28万㎡に12万㎡(描画、メッキ、塗装の生産ライン)の工場を有している。

 

 

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