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三菱重工、4~6月受注は24%減の6,981億円、売上は5%増の8,882億円

 三菱重工業が発表した2018年3月期第1四半期(4~6月)連結業績によると、受注高は前年同期比24%減の6,981億円(前年同期9,214億円)、売上高は同5%増の8,882億円(同8,472億円)、営業利益は同35%減の161億円(同249億円)となった。

<受注高> パワー部門はコンベンショナル火力が減少。航空・防衛・宇宙部門は、艦艇と飛翔体が増加、防衛航空機、特殊車両は減少した。インダストリー&社会基盤部門は、製鉄機械、ターボチャージャーが増加、商船、化学プラントが減少した。

<売上高> パワー部門は、コンベンショナル火力が増加し、GTCC,コンプレッサは減少した。航空・防衛・宇宙部門は、宇宙機器が増加、民間航空機は減少した。インダストリー&社会基盤は、交通システム、ターボチャージャーが増加、製鉄機械は減少した。

<営業利益> パワー部門は原子力関連など、航空・防衛・宇宙部本ではMRJの開発費が増加したことにより減益だったが、インダストリー&社会基盤部門はターボチャージャーの売上増などで増益となった。

<2018年3月期見通し>

 2018年3月期の見通しは、受注高4兆5,000億円(前年度比5%増)、売上高4兆1,500億円(同6%増)、営業利益2,300億円(同53%増)、経常利益2,100億円(同69%増)、親会社株主に帰属する当期純利益は1,000億円(同14%増)と5月9日公表値を据え置いている。

 

 関連資料はこちら→三菱重工業17年1Qセグメント別実績と見通し

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