CKDが7月28日に発表した2018年3月期第1四半期(4~6月)連結業績によると、売上高254億8,100万円(前年同期比22.6%増) 、営業利益27億700万円同64.3%増) 、経常利益27億4,400万円(同77.5%増) 、親会社株主に帰属する四半期純利益19億9,400万円(同82.4%増) となった。
<自動機械部門>
売上高は20億9,800万円(前年同期比30.5%減) 、セグメント損失は9,800万円(前年同期は1億2,900万円のセグメント利益) となった。自動包装システムは、国内のジェネリック医薬品向け設備投資が縮小したため、売上は減少した。産業機械は、三次元はんだ印刷検査機、リチウムイオン電池製造システムともに売上が減少した。
<機器部門>
売上高は233億8,300万円(同31.7%増) 、セグメント利益は38億9,300万円(同59.8%増) となった。国内市場は、微細化や3Dメモリーへの投資が続く半導体製造装置向け、内外需ともに好調な工作機械向けやFPD製造装置向けの売上が増加した。海外市場は、半導体の設備投資が好調な韓国や台湾、情報通信機器や二次電池に加えて自動化などの設備投資が続く中国を中心に売上が増加した。
<2018年3月期見通し>
2018年3月期業績予想については、4~6月期業績及び国内外ともに好調な機器の受注環境を勘案し、5月10日発表予想を修正。売上高1,050億円(前回予想1,000億円)、営業利益116億円(同103億円)、経常利益116億円(103億円)、親会社株主に帰属する当期純利益82億円(同72億円)とした。