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新日本電工、住友金属鉱山からリチウムイオン電池用正極材料の製造の一部を受託加工することで合意

 新日本電工は7月28日、同日付けで住友金属鉱山からリチウムイオン電池用正極材料の製造の一部を受託加工する事で合意したと発表した。

 リチウムイオン電池は電気自動車用に使用されており、世界的な環境規制強化で自動車の電動化が進む中、今後も更なる需要拡大が見込まれる製品。今回、新日本電工の所有する製造設備を有効活用することで、車載用リチウムイオン電池用正極材料の大手である住友金属鉱山の増産体制への寄与を計画している。

<受託加工の内容>

 ・内容:住友金属鉱山より、リチウムイオン電池用正極材の製造の一部を受託

 ・生産拠点:当社 高岡工場(富山県高岡市)

 ・生産開始時期:2018年6月開始予定

 ・生産数量:月産約500トン

 ・受託理由:住友金属鉱山の増産への協力

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