■ グローバルで生産能力増強を目指す
(株)安川電機は7月21日、長期的に好調が続いている中国の産業用ロボット需要に応えるため、2013年に生産を開始した中国江蘇省常州市武進高進区の安川(中国)機器人有限公司に、新たに第3工場を増設すると発表した。
中国では、少子高齢化による人手不足や人件費の高騰などから生産現場の自動化が急速に進んでいる。また、中国経済の継続した成長に伴い、自動車関連市場のほかスマートフォンをはじめ、コンピュータ、家電製品、通信機器や重量物の搬送といった幅広い分野でロボットの需要が拡大している。
この需要に対応するため、安川(中国)机器人有限公司は、第1工場、第2工場に加え第3工場を新たに増設し需要地生産の体制を強化するとともに現地での開発体制を強化する。第3工場の増設と第1工場・第2工場の再編により生産能力は1,500台/月に拡大する。
<新工場概要>