日本フルハーフ(神奈川県厚木市)は6月15日、ウィングルーフ車、温度管理車のラインの生産能力を今年10月から従来比2~3割増強し、納期短縮を図ると発表した。
同社は、2017年3月に架装納期が長期化していた「ザ☆冷凍車」「バントレーラ」「コンテナ」の生産能力を増強したが、トラックメーカーのポスト新長期対応車両への切り替えにおいても、旧型車の車体架装が追いついておらず、国土交通省からその登録の猶予期間を設けられている状況。
こういった状況から、主力製品であるウィングルーフ車の生産量を増強するため、本社厚木工場ラインの2直体制を検討していた。今回、材料手配、人員の配置等、2直体制の目途が立ったことから生産能力を増強する。また、温度管理車についてもラインの合理化、生産性の向上を図り、生産能力を増強する。