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崎陽軒、弁当製造ラインを増強、6億8,600万円投資

 (株)崎陽軒(横浜市西区高島2-12-6、野並 直文社長)は、横浜工場(都筑区川向町675-1)に弁当用調理設備を新設、弁当事業の増産に対応する。

 今回の事業計画では、都筑区川向町の横浜工場内に弁当製造ラインを新設し、本社工場、東京工場に次ぐ第3の弁当製造拠点として事業強化を図り、HACCP(※)に対応した、より安全な製造工程を確立する。投資額は6億8,600万円。

 崎陽軒は、シウマイ・点心・弁当などの製造販売等を行う横浜に根付いた企業。資本金1億円、従業員は1,810人。今回の設備投資は、横浜市の「誘致促進企業立地促進条例」に基づき事業計画の認定を受けており、市から7,200万円(税軽減1,700万円、助成金5,500万円)の支援を受ける。

 横浜工は、新設備導入により、新調理技術の導入により、新メニューの開発・メニューバリエーションを向上させる。また、工場見学可能エリアの拡大や試食室の新設により、安全・安心のものづくりを多くの人に知ってもらうことのできる施設を目指す。

(※)食品の製造・加工工程のあらゆる段階で発生するおそれのある微生物汚染等の危害をあらかじめ分析(Hazard Analysis)し、その結果に基づき、製造工程のどの段階でどのような対策を講じればより安全な製品を得ることができるかという要管理点(Critical Control Point)を定め、これを連続的に監視することにより製品の安全を確保する衛生管理手法。

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