kikai-news.net

日揮、アルジェリアで原油集積・処理設備建設プロジェクトを受注

  日揮は6月9日、現地法人JGCアルジェリア社と共同で、アルジェリア国営炭化水素公社(ソナトラック社)が同国ハッシメサウド地区で計画している、原油集積・処理設備建設プロジェクトを受注したと発表した。
 ソナトラック社は現在、アルジェリアにおける原油生産の重要拠点であるハッシメサウド地区北部の新規油田開発を進めており、日揮は同計画において新規に開発される複数の生産井から産出される原油の集積設備、並びに原油・ガス・水の分離を行う処理設備の設計、調達、建設、試運転役務を受注した。
 日揮は、アルジェリアにおいて、1969年にアルズー製油所の建設プロジェクトを受注して以来、約50年に亘り、ソナトラック社、ならびにメジャーオイル向けプロジェクトを遂行してきた実績を有している。2016年にはハッシメサウドにて原油生産設備の改造案件、ハッシルメルにてガス処理プラント向け原料ガスの昇圧設備増設案件をソナトラック社より相次いで受注し、鋭意遂行中。
<プロジェクト概要>
契約先:アルジェリア国営炭化水素公社(ソナトラック社)
建設地:アルジェリア国 ハッシメサウド(Hassi Messaoud)地区
契約内容:原油集積・処理設備(日量40,000バレル)の設計、機材調達、建設工事、試運転役務:
契約形式:ランプサムターンキー契約
契約金額:約700億円
納期:2020年末
モバイルバージョンを終了