kikai-news.net

日本電産、ベトナムに今後数年で5億ドル投資

■ベトナムハノイ市へのグループ大規模進出で投資拡大

日本電産は6月8日、2020年度の連結売上高2兆円の目標達成を見据え、ベトナムに今後数年間で5億ドルを投資すると発表した。北部ハノイ地区、ホアラック・ハイテクパークへ投資を行い、DCブラシレスモータを中心とした世界最高水準の省エネ高性能モータや、ロボット等高性能機器用モータの需要拡大に対応する。6月5日、ハノイ市、科学技術省との間で投資に関する覚書(MOU)を締結した。

日本電産は1997年以来、ホーチミンのサイゴン・ハイテクパークを中心に、グループ会社10社がベトナム国内に展開しており、これまでに約800億円の投資を実施してきた結果、現在、グループ合計で従業員約2万人、売上高約1,000億円の規模となっている。

6月8日には、ベトナムのフック首相を始めとする訪日団が同社本社および、ハノイへ進出予定の日本電産シンポの工場を視察した。日本電産は今後も投資拡大策等を通じて、ベトナム経済の発展に貢献するとともに、グループ一丸となって業績の拡大に努めていくとしている。

モバイルバージョンを終了