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共同印刷、越谷工場を物流拠点として再開発、印刷・物流機能を持つ新棟の建設に着手

ニュースリリース

共同印刷は6月1日、情報コミュニケーション部門の製造を担う越谷工場(埼玉県越谷市)の再開発を進めているが、2016年12月に開始した旧棟の解体工事が今年5月に完了したのに続いて、6月1日より新棟の建設工事に着手したと発表した。都心への好アクセスを生かし、印刷に加え、グループの物流拠点としての機能を整備する。

越谷工場は1968年に金属印刷の工場として竣工した。近年は、共同印刷グループの共同オフセットが運営を担い、出版および一般商業印刷を行っていたが、同社が2016年4月にグループの共同印刷製本と合併したことに伴い、一部が遊休資産となっていた。そこで、国道4号線に隣接し、外環道(東京外かく環状道路)や首都高速道にも近いという都心へのアクセスに優れた立地を活用し、物流拠点としての機能も整備するため、工場の建て替えを決定した。

新棟は、印刷工場棟と、倉庫や荷捌きスペースを兼ね備えた物流棟で構成。なお、建て替え工事中も並行して印刷作業を行うため、工期は2期に分かれ、II期工事はI期工事完了後の2018年度に着手し、工事全体の完了は2019年度を予定している。また、物流棟の事業運営は、共同印刷グループの共同物流(本社:東京都文京区)が行う。

※合併後の継承会社は共同印刷製本株式会社(本社:茨城県猿島郡五霞町、代表取締役社長:武田勝彦)

<越谷工場 新棟(建て替え)の概要>
工場名:共同印刷 越谷工場
所在地:埼玉県越谷市七左町4-301
建築面積:10,408.79㎡、延床面積 18,309.50㎡
建物概要:鉄骨造2階建
設計・施工:株式会社フジタ
投資額:約36億円
用途:活版印刷工場、物流倉庫

<スケジュール(予定)>
I期工事 [解体工事:2016年12月~2017年5月、新棟建設:2017年6月~2018年1月]
II期工事 [解体工事:2018年 5月~2018年6月、新棟建設:2018年7月~2019年3月]

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