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キリシマ精工、霧島市の本社工場を増設、1億円投資で医療器具を増産

精密金属加工を行うキリシマ精工(鹿児島県霧島市)は本社工場を増設する。6月1日、鹿児島県霧島氏と立地協定を結んだ。投資額は1億円。建物面積は484.4㎡。新規雇用予定は11名。2017年7月の着工、同年10月の操業開始を予定している。
同社は、2006年に半導体関連部品・通信関連部品・その他部品等の精密金属切削加工(微細加工)などの難削材加工を行う会社として設立。独自の加工技術・品質管理力を活かし開発した「カーブカット工法」により工程の短縮と品質の安定化を図り、顧客等から高い評価を得ているという。
今回、医療分野で今後成長が期待される新素材複合材料品や特許出願中の医療器具など、これまで大学や他企業等との共同開発を重ねてきた医療器具の量産体制を整える。

<増設工場の概要>
工場名:キリシマ精工株式会社第2工場
所在地:霧島市国分川原918-7(既存工場敷地内)
投資予定額:1億円(工場及び生産設備の増設)
建物面積:484.40㎡
着工予定:2017年7月
操業予定:2017年10月
新規雇用者:11名
事業内容:医療器具、新素材の製造・開発等
生産計画:1億円(初年度)

<キリシマ精工株式会社の概要>
所在地:霧島市国分川原918-7(電話:0995-73-4311)
代表者:代表取締役西重保
設立:2006年8月
資本金:1,000万円
従業員数:36名(2017年5月現在)
事業内容:精密金属加工(半導体関連部品・通信関連部品・その他部品等)
年商:3億5,000万円(2016年9月期)

 

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