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マルコメ、新潟・魚沼に工場用地 長野県外は初 生産を強化

味噌メーカー最大手のマルコメ(長野県長野市)は5月29日、新潟県魚沼市の工場用地約4万㎡を取得すると発表した。調印式は6月1日に魚沼市役所小出庁舎で行われる予定。
建設場所は、新潟県魚沼市十日町字八色原1790-10。新工場では、発酵食品を生産する。購入予定時期は2017年12月。業績好調に伴う生産体制強化のためや、旗艦工場である長野本社工場のバックアップ及び災害時のリスクヘッジのために土地取得に至った。
マルコメの生産拠点は長野本社、高山工場(高山村)、美麻高原蔵(大町市)に続く4カ所目で、長野県外では初。工場の建設時期や規模、総投資額は未定。生産品目は発酵食品としており、詳細は今後決める。
同団地は、これからの食品産業のキーワードとなる「健康ビジネス」の生産拠点としての位置づけが明確であったこと、豊かな「雪・水・米等」の地域固有資源を活かした商品開発製造が可能であること、首都圏及び長野本社へのアクセスがよいこと、転石・玉石粘性土を一部はさんだ砂礫層であり、地盤が最適であることから選定したという。
水の郷工業団地では、テーブルマークが魚沼水の郷工場の敷地内に、約87億円を投じ、新工場棟「魚沼水の郷第2工場(仮称)」の建設を4月より進めている。

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