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平田機工、本社隣接地に新工場、70億円投資で設備投資需要に対応

平田機工は5月26日、熊本市北区植木町の本社工場の隣接地に、半導体や自動車関連の生産設備の部品加工を手掛ける新工場を建設する計画が明らかになった。投資額は約70億円の見込み。

既に現工場北側の用地を取得しており、新工場は2017年11月に着工する予定。工場建屋は2階建てで、2020年3月の完成を目指す。現工場から設備を段階的に移設し、完成前から部分操業を始める。

新工場では、半導体材料の「シリコンウエハー」の搬送装置の一部や自動車生産ラインのコンベヤーの土台、ロボットの一部といった、生産設備の部品加工を担う。生産能力を増強し、国内外の顧客の設備投資拡大に対応する。費用は自社で抱える株式(自己株式)の売却益を充てる。

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