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大日本印刷、米社と中国に半導体用フォトマスク事業の合弁会社

大日本印刷(以下DNP)は5月18日、米国のフォトマスクメーカーのPhotronics, Inc.(本社:米国コネティカット州m以下フォトロニクス)と、中国で半導体用フォトマスクの製造・販売を行う合弁会社を設立すると発表した。

半導体市場において、中国は今後も大きな成長が見込まれており、中国の半導体生産能力は、2020年には世界生産能力の約20%を占めると予測されている。そうした中、現地の半導体メーカーから半導体製造の主要部材であるフォトマスクの供給に関して、現地生産による短納期対応と安定供給のニーズが高まっている。

DNPはフォトロニクスと共同で、2014年に台湾に半導体用フォトマスクを製造・販売する合弁会社を設立し運営をしているが、今回、中国での需要拡大に的確に応えるため、現地生産に対応する合弁会社を設立することにした。合弁会社設立の投資額は今後5年間で1億6,000万 USドルを予定しており、福建省の廈門市に新工場を建設し、半導体用フォトマスクを供給する。

今後両社は、新会社設立のための諸手続きを進めていく。契約の効力発生日は2017年10月、製品の量産開始は 2018年12月からを予定している。

<合弁会社設立の日程>
契約書の締結日:2017年5月16日
契約の効力発生日:2017年10月(予定)

<合弁会社の概要>
会社名:Photronics DNP Mask Corporation Xiamen (PDMCX)
所在地:中国福建省 廈門市
事業の内容:中国における半導体用フォトマスク製造・販売に関する事業
出資比率:フォトロニクス50.01%、DNP49.99%
(新会社は、フォトロニクスの連結子会社および、DNPの持分法適用会社となる)

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