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キューピー、中国展開における3ヵ所目の拠点が稼働

■南通丘比食品有限公司が操業開始、一部商品の製造を開始

キユーピーは3月31日、グループ会社である南通丘比食品有限公司(中国、2015年8月設立)は、3月から一部商品の製造を開始したと発表した。

南通丘比食品は、中国における3ヵ所目の現地法人。他の中国国内の生産拠点で原料として使用する食酢および新規カテゴリー商品の生産を担います。今回製造を開始したのは、業務用のタマゴ加工品およびロングライフサラダ。今後、食酢の生産も順次開始する。

キユーピーは、1993年に中国に最初の現地法人を設立した。以来、マヨネーズ、ドレッシング、ジャムなどの製造販売を通して西洋料理の広がりに合わせたメニュー提案を進めている。この販促活動が実を結び、キユーピーは中国の主要な都市部において、家庭用マヨネーズの高いシェアを獲得している(北京で約90%・上海で約 60%・広州で約 70%、2014年キューピー調べ)。また、近年は沿岸部を中心に食の洋風化や外食産業の発展が著しいことから、中国全体の売上高は毎年2桁の伸長を遂げている。

今後は、中国全土にある29ヵ所の営業拠点を生かし、都市部での成功事例を東北部や内陸部に向けて展開するとともに、新たな需要開拓が見込める中華料理などのレストラン業態や中食市場の深耕を進めます。南通丘比の稼働により、中国での増産体制を整え、新規カテゴリーの拡大に注力していく。

【南通丘比食品有限公司の概要】
社名:南通丘比食品有限公司
事業内容:食酢、タマゴ加工品、ロングライフサラダ等の製造・販売
設立:2015年8月
本社所在地:中華人民共和国江蘇省南通市
資本金:1億8,400万元
出資比率:キユーピー株式会社 100%
決算月:12月

以上

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