商工中金は3月30日、「グローバルニッチトップ支援貸付制度」を活用し、ニックスニューエネルギー(富山県富山市)に対し、地域金融機関と協調して、インドネシアで推力発電事業に参入するための必要な資金を融資したと発表した。
ニックスニューエネルギーは、日本国内において多数の水力発電所の調査・設計を行っている ㈱新日本コンサルタント(富山県富山市)のグループ会社で、自社事業として太陽光発電、小水力発電等の再生エネルギー事業を展開している。
今回、同社は、日本国内で培ってきた再生エネルギー事業のノウハウを活かし、電力需要が増加するインドネシアに現地法人を設立して、水力発電事業に参入する事業計画を策定した。同事業を通じて、インドネシアの電力需給の改善に貢献するとともに新日本コンサルタントグループとして更なる成長を目指すもの。