kikai-news.net

小西化学工業、本社工場を増設

 情報電子材料、機能性樹脂などを製造する小西化学工業(和歌山県和歌山市)は、3月28日、本社工場を増設することが明らかになった。

 同社は、スーパーエンジニアリングプラスチックの原料となるジヒドロキシジフェニルスルホン(DHDPS)や、ボーイング787に使用される炭素繊維複合材用特殊エポキシ樹脂を製造している。

今回、研究開発品の工業化を図るため、スーパーマルチプラント(複数の製品を作るプラント)を増設する。

同社は1962年に設立され、和歌山市の本社工場のほか福井県坂井市に福井工場を保有している。従業員数は105名、売上高は38億円(2016年3月期)。

<増設概要>

所在地:和歌山県和歌山市小雑賀3丁目4番77号
投資額:約6億1,200万円 (建物・設備)
建物面積:630㎡
新規雇用予定:正社員14名(操業後3年間)
事業内容:開発品の工業化
操業予定:2018年8月

モバイルバージョンを終了