スチールプランテック(神奈川県横浜市)は2月7日、日本製鋼所の室蘭製作所向けに第4世代厚板コールドレベラを納入、客先で稼働式が行われたと発表した。
同設備は、顧客の主力製品の一つである各種鋼板の矯正を、従来のプレス矯正からローラレベラ矯正に変えることにより、より高い平坦度と製品品質の均一性を確保するとともに、矯正時間の大幅な短縮により、生産効率を大きく向上させることを目的として導入された。同設備の導入により、プレス矯正でしか対応できなかった肉厚材に対して、矯正時間を大幅に短縮しながら、一般鋼板と同等の平坦度の矯正を実現している。
スチールプランテックは、これまで40基を超える厚板レベラを納入、国内トップシェアのほか、世界市場でも主要メーカーとして多くの顧客から高い評価を得ている。