多摩川ホールディングス(東京都港区)は8月31日、連結子会社の多摩川電子が計画する本社第二工場建設工事について、施工予定業者としてJFEコンフォーム(神奈川県川崎市)を選定し、工事発注を内示したと発表した。工事金額は約11億円を見込み、2027年1月15日の契約締結、同年12月末の竣工・引き渡しを予定している。
今回の新工場建設は、電子・通信用機器事業における社会インフラ分野の需要拡大に対応し、生産体制および生産能力を強化するもの。特に、官公庁を含む国内社会インフラ向け製品の需要が想定を上回って増加しており、既存の本社工場に加えて新たな生産拠点を整備することで、今後の需要拡大に対応する。
多摩川ホールディングスは2025年12月に公表した中期経営計画で、電子・通信用機器事業における新工場建設の方針を示していた。2026年3月30日には、多摩川電子の本社工場に近接する建設用地の取得を決定しており、今回、具体的な施工体制が固まった。
施工予定者のJFEコンフォームについては、計画する工事スケジュールへの対応力に加え、施工品質、工程管理体制、竣工後のメンテナンスやアフターサポートなどを総合的に評価して選定した。
新工場は神奈川県綾瀬市上土棚中4丁目に建設する。敷地面積は約2,000㎡、延床面積は約2,100㎡を予定。鉄骨造3階建てとし、通信用機器および電子応用機器の製造工場として整備する。
用地取得価額は約3億9,000万円、工事金額は約11億円、総投資額は約15億円を見込む。土地取得については金融機関からの借入、建物については自己資金および金融機関からの借入で資金を調達する。
多摩川ホールディングスは、新工場を早期に稼働させることで生産能力を拡大し、社会インフラ分野を中心とした需要増への対応を強化するとともに、中期経営計画の達成につなげる方針である。
■新工場計画の概要
所在地:神奈川県綾瀬市上土棚中4丁目2455-1
用途:通信用機器・電子応用機器製造工場
敷地面積:約2,000㎡
延床面積:約2,100㎡(予定)
構造:鉄骨造3階建て(予定)
用地取得価額:約3億9,000万円
工事金額:約11億円(概算計画)
総投資額:約15億円(概算計画)
契約締結予定:2027年1月15日
竣工・引渡予定:2027年12月
資金計画:土地=金融機関借入、建物=自己資金および金融機関借入