・i-Construction2.0で現場オートメーション加速
国土交通省は3月2日、「建設機械施工の自動化・自律化協議会(第8回)」を3月4日に開催すると発表した。i-Construction2.0の一環として、建設機械施工の自動化・遠隔化技術の早期普及と開発促進を図るもので、有識者、関係業界、関係省庁が参画し、自動施工システムの実装に向けた具体的なアプローチなどを審議する。
建設現場では、担い手不足や労働時間規制への対応が喫緊の課題となっており、抜本的な生産性向上と働き方改革の実現に資する技術として、建設機械施工の自動化・遠隔化技術への期待が高まっている。とりわけICT建機の高度化や施工データの連携を基盤としたオートメーション化は、次世代の現場モデルを構築する中核施策と位置付けられている。
今回の協議会では、令和7年度における自動施工の取組内容を提示するとともに、モジュール化された自動施工システムの実装に向けた方策について報告・審議を行う予定。自動化技術を構成要素ごとに標準化・モジュール化することで、現場条件に応じた柔軟なシステム構築や段階的な導入を可能とし、普及拡大を後押しする狙いがある。
会議は3月4日15時から17時まで、東京都千代田区霞が関の中央合同庁舎3号館11階「インフラDXルーム」で開催され、Web会議を併用する。議題は「自動施工に関する本年度の取組について」など。会議自体は非公開だが、報道関係者に限り、冒頭の挨拶まで傍聴およびカメラ撮影が可能としている。会議資料は後日、国土交通省ホームページで公開される予定。
国交省は、建設DXの深化を通じて施工の高度化・省人化を進め、持続可能な建設産業への転換を図る考えで、自動施工の社会実装に向けた官民連携の取り組みを一段と強化していく。