三一集団、ドバイ地域供給センターを正式稼働

・中東・アフリカ向け物流網を再構築、82カ国をカバー

三一(SANY):20261月30日

三一集団(SANY Group)は、アラブ首長国連邦ドバイに設置した地域供給センターの運用を正式に開始した。1月11日に主要機械の初回出荷分が到着したことを受け、本格稼働に入った。中東・アフリカ地域の82カ国・地域を対象に統合物流サービスを提供する拠点で、同社のグローバルサプライチェーン戦略における重要な節目となる。

同センターは2025年9月に建設を開始。三一集団のグローバルサプライチェーン基盤における戦略的ハブとして位置付けられている。革新的な保税ビジネスモデルの採用、現地調査の徹底、入札プロセスの体系的な最適化により、わずか4カ月で中核目標を達成。2025年12月にはスペアパーツの倉庫運用と出荷を開始し、計画通り高品質での立ち上げを実現した。

センターでは、デジタル倉庫管理システムを導入するとともに、建設機械など主要機械の地域内輸送ソリューションを最適化。配送効率の継続的な改善、物流コストの削減、拡張性のある地域サプライチェーン能力の確立を進める。

今後は、物流・サービス・サポート体制の強化に向け、次の2点を重点施策とする。

第一に、迅速な対応力とサービス信頼性の向上である。世界的物流ハブであるドバイの地理的優位性を生かし、顧客に近接した地域分散型の供給モデルを構築。これにより、部品配送のリードタイムを約35%短縮し、アフターサービス水準の向上を図る。

第二に、主要機械の集中配車および物流調整拠点としての機能強化である。地域別需要計画を集約し、グローバル物流パートナーとの連携を深化させることで、輸送・配送プロセスを最適化する。初期運用段階ですでに、コスト管理、輸送時間の安定性、輸送信頼性の面で具体的な成果が確認されているという。

三一物流(SANY Logistics)の李国峰(Li Guofeng)董事長は、「ドバイ地域供給センターは、三一集団の国際展開を支える中核プラットフォームとなる。今後もグローバルな供給・サービス能力を強化し、世界各地の顧客支援と持続的な海外成長を実現していく」と述べている。

ニュースリリース