メッツォ (Metso):2025年12月11日

メッツォ(フィンランド・エスポー)は12月11日、鉱物処理プラント向けにモジュール式の新しい「グラインディング分類システム」を発表した。ポンプやハイドロサイクロン、サンプラー、粒度分析装置、ミル潤滑ユニットなどをプレエンジニアリング済みのモジュールとして提供し、設計・供給・据付作業の効率化と安全性を高めるのが特徴。すべての種類の粉砕ミルに適用可能で、省スペース配置も可能としている。
同社グラインディングシステム部門のマネージャーであるジェシー・ティン(Jesse Ting)氏は「本システムは既存の操業にスムーズに統合でき、粉砕工程の効率を大幅に向上させる。標準化されたモジュールはミルの種類や分類ステージに応じてスケーラブルで、従来型と比べて据付時間を4倍短縮し、全体コストも20%以上削減できる」と強調した。
モジュールは20ftおよび40ftのISOコンテナサイズに合わせて設計され、輸送・設置作業も簡易化されているという。
新システムは、同社の垂直ミル「Vertimill(ヴァーティミル)」、撹拌ミル「Stirred Media Detritor(SMD)」、高効率ミル「HIGmill(ハイグミル)」、および各種ボールミルに対応する。
メッツォは100年以上にわたり粉砕分野をリードし、世界最大規模の導入実績を有する。同社の粉砕ソリューションは、粉砕回路の設計・最適化サービスから、幅広い粉砕機器、豊富な保守サービス、消耗品の供給までを網羅しており、グローバルなサプライチェーンとの連携により高い稼働率と安定供給を確保している。
本社はフィンランドのエスポー。2024年末時点で約50カ国にわたり従業員数は約1万7,000人、同年売上高は約49億ユーロ。ナスダック・ヘルシンキに上場している。
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