ナブテスコ、油圧機器事業の譲渡時期を変更

・Comer社への株式譲渡、許認可手続の遅れで1カ月延期

ナブテスコは12月12日、イタリアのComer Industries S.p.A.との間で進めている油圧機器事業の株式譲渡について、実行日を当初予定の12月から2026年1月に変更すると発表した。11日開催の取締役会で決議した。

同社は7月31日にComer社と株式譲渡契約を締結し、9月17日には承継会社となるコムテスコ株式会社(岐阜県不破郡垂井町、安藤清CEO)との間で吸収分割契約を結んでいた。建設機械用油圧機器などを手がける同事業を会社分割により新設のコムテスコに移管した上で、その株式をComer社に譲渡する計画。

延期の理由について同社は、クロージングに向けた準備を進める中で、契約条件の一部である許認可取得関連手続に遅滞が発生したためと説明している。

コムテスコは8月に資本金99円で設立済みで、ナブテスコが全株式を保有している。吸収分割の効力発生日は12月を予定しており、変更はない。

ナブテスコは今回の変更に伴う今期業績への影響について、軽微であると見込んでいる。開示すべき事項が生じた場合には速やかに公表する方針だ。

同社の油圧機器事業は建設機械向けを主力とし、国内外で幅広く展開してきた。今回の事業再編により、同社は経営資源の最適配分を進め、成長分野への注力を加速させる構え。

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