DMG森精機、HAIMERと戦略的提携を拡大

次世代工具管理で生産性30%向上、DX・MXを加速

■提携概要:DMQP認定でHAIMER製品をグローバル展開

DMG森精機(以下DMG MORI)は、11月7日、焼きばめ・プリセッタ・バランシング技術で世界を牽引するHAIMER GmbH(本社:ドイツ・イゲンハウゼン)とのグローバル戦略的パートナーシップを拡大したと発表した。HAIMER社の最新ソフトウェア群をDMG MORI認定周辺機器(DMQP)として世界市場に展開するほか、自社拠点への導入も進め、工具管理の高度化と生産性向上を実現した。

■業績概況:自動化セル導入で伊賀事業所の生産性30%向上

三重県伊賀事業所では、HAIMER社の自動工具組立セル「Automation Cube One」を導入。DMG MORIグループのマグネスケール社の計測技術と連携し、12軸協働ロボットによる焼きばめ・プリセット工程の完全自動化を達成した。これにより、工具管理の属人性を排除し、社内加工工程における生産性は30%向上した。

■技術展開:Tool Room of the Future構想を国内外拠点に導入

今回の提携拡大は、次世代工具管理コンセプト「Tool Room of the Future」に基づくもので、Industry 4.0対応のプリセッティング・焼きばめ・バランシング技術に加え、「WinTool」「Toolbase」「Tool Room Manager」などのソフトウェア群を伊賀事業所やドイツ・フロンテン工場などに導入。工程集約とデジタルツイン活用を通じて、マシニング・トランスフォーメーション(MX)およびデジタル・トランスフォーメーション(DX)を加速する。

■市場展望:高精度・高信頼性製品で導入実績拡大へ

DMG MORIは、HAIMER製品をDMQPとして提供することで、工具・主軸寿命の延伸、高精度加工、生産性向上を実現。日本市場を含むグローバルで多数の導入実績があり、工具段取り回数の削減などの成果も確認されている。今後は、投資価値の高い高機能・高信頼性製品の市場投入を通じて、顧客ニーズへの対応力をさらに強化する方針だ。

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