竹内製作所は10月10日、2026年2月期第2四半期(2025年3~8月)の連結決算と通期業績予想の修正を発表した。上期は米国での販売回復が寄与し、売上高は1,141億円(前年同期比4%増)、営業利益は234億円(同6%減)、経常利益は237億円(同2%増)、純利益は171億円(同1%増)となった。1株当たり純利益(EPS)は約370円(前年同期357円)。
■業績概況
北米市場でレンタル会社向け販売が好調に推移し、米国の販売台数が前期比で上向いたことが増収の要因。一方で、日本および欧州では販売環境が軟調で、特にフランス市場の低迷が利益を圧迫した。営業利益は原材料費や関税コストの増加により微減したが、経常利益・純利益は為替効果などで小幅増となった。
■セグメント別動向
地域別売上高は、日本が357億円(同8%増)、米国636億円(同1%増)、英国98億円(同33%増)、フランス50億円(同18%減)となり、欧州では英国の回復が顕著だった。
営業利益は、日本152億円(同32%減)、米国44億円(同36%減)と大幅減益だった一方、英国は7億円(同6倍)と黒字転換。フランスは3億円(同40%減)だった。
■通期業績予想
通期連結業績は、売上高2,230億円(前回予想比5.6%増)、営業利益380億円(同13.1%増)、経常利益373億円(同13.7%増)、純利益264億円(同13.8%増)に上方修正した。EPSは571円(従来502円)を見込む。
北米では関税コストを当初見込みより約8億円上方修正したものの、販売価格への転嫁で吸収。欧州主要国では底打ち感が見られるほか、アジア・オセアニア地域も販売立ち上げが進んでおり、全体で前回予想を上回る見込みとしている。
■配当予想も増額
期末配当は従来予想の1株200円から210円に引き上げた。年間配当は210円となる見通しで、連結配当性向40%を目指す方針を維持する。
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