建設機械出荷、2021年度予測は2%増の1兆8,758億円(更新:資料追加)

・2020年度の出荷金額は、1兆8,325億円(前年同期比16%減少)と見込。

・2021年度の出荷金額は、1兆8,758億円(前年同期比 2%増加)と予測。

 日本建設機械工業会は2月24日、会員アンケートをベースとした建設機械出荷金額の需要予測結果を発表した。それによると、20年度は、国内・輸出ともに上期実績に比べ下期は大きく回復するものの、通期では新型コロナウイルス感染拡大の影響により減少する見込み。これに対し、21年度は国内横ばい、輸出が回復し、全体では増加に転じると予測された。

 建設機械出荷金額推移データ

<国内出荷>

 2020年度は、新型コロナウイルス感染拡大の影響により、上期計では、建設用クレーンの前年同期比24%減少を始め7機種が減少し、3,969億円(前年同期比13%減少)となった。下期は、消費税増税後の反動減からの回復、また公共投資に支えられ、主力機種である油圧ショベル、ミニショベル等が回復し、下期計では、4,447億円(前年同期比1%増加)と見込まれる。この結果、2020年度合計では、8,416億円(前年同期比6%減少)となり3年振りに減少すると見込まれる。

<輸出>

 2020年度は、国内と同様に新型コロナウイルス感染拡大の影響により、全9機種が減少し、上期計では4,416億円(前年同期比39%減少)となった。下期は、減少幅は縮小するものの回復には至らず、下期計では、5,493億円(前年同期比2%減少)と見込まれる。この結果、2020年度合計では、9,909億円(前年同期比23%減少)となり、2年連続で減少すると見込まれる。

 2021年度は、3大輸出先(北米、欧州、アジア)を中心に多くの機種の需要が回復すると予測し、上期計では4,739億円(前年同期比7%増加)、下期計では5,721億円(前年同期比4%増加)と予測している。この結果、2021年度合計では、1兆460億円(前年同期比6%増加)となり、3年振りの増加と予測している。

■需要予測調査について:一般社団法人日本建設機械工業会(会長:数見保暢)が、2021年1月時点で正会員である建設機械メーカ63社を対象に実施した需要予測結果を取りまとめたもの。予測期間とした2020年度下期と2021度上下期の3期に関して、建設機械を9機種に区分し、国内及び海外への出荷金額をアンケート方式により予測調査をしたものであり、今回で59回目の調査。

■参考:油圧ショベル・ミニショベルの生産台数予測

 2020・21年度の油圧ショベル・ミニショベルの生産台数予測データ

 

 

 

 

 

 

 

 

   ニュースリリース(2月25日追加)

   需要予測会見の資料(2月25日追加)