三菱日立パワーシステムズ(MHPS)、香港電燈(HKE)向けに天然ガス焚きGTCC発電設備を受注

・ラマ火力発電所の38kW12号機向け

10号および11号機に次ぐ連続受注で、2023年初めの運転開始へ

・ガス発電比率拡大政策を担い、エネルギーの低炭素化により環境負荷低減に大きく寄与

 三菱日立パワーシステムズMHPS)は99日、香港(香港特別行政区)の香港電燈有限公司(HKEThe Hongkong Electric Co., Ltd.)が建設する出力38kW級のラマ(Lamma)火力発電所12号機向けに、天然ガス焚きガスタービン・コンバインドサイクル(GTCC)発電設備を受注したと発表した。主契約者の三菱商事を通じて主要機器を納入し、2023年初めの運転開始を予定している。ラマ火力発電所に納入する

 今回のGTCC発電設備は、香港島の南西海域に位置するラマ島において、既設の9号機、建設中の10号および11号機に隣接して建設されるもの。CO2排出量削減など環境に対する負荷抑制の観点からガス発電の比率を2023年に70%まで拡大することを目指す香港行政当局の政策に沿った大型プロジェクトで、運転開始後は香港島の旺盛な電力需要に応えていくことになる。

 GTCC発電設備を構成する主要機器のうち、当社はM701F形ガスタービン1基、蒸気タービン1基、排熱回収ボイラー、脱硝設備を製作・供給します。発電機は三菱電機製を採用する。

 HKEは、香港の大手電力会社の1つで、香港島やラマ島への電力供給の役割を一手に担っている。MHPSとの関係は長く、当社はこのラマ火力発電所向けにガスタービン、蒸気タービン、ボイラーなどの主要な発電機器を多数納入してきた。現在10号機については試運転中で、11号機向けでは機器製作に取り組んでいるほか、既存設備をGTCCなどの高効率発電設備に転換する改造工事も数多く受注している。

 GTCC発電は、ガスタービンでの発電に加え、その高温排ガスを利用して蒸気タービンでも発電ができる高効率発電システムで、当社はGTCC発電設備を国内外で多数納入し、技術・実績両面で広く市場の信頼を獲得している。MHPSは今後も、高効率で環境に優しいGTCC発電設備の普及に一層力を注ぐことで、エネルギーの安定供給と地球環境の保全に貢献していく。

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