成長続く中国の建設機械、上半期は30%の成長率

 英国KHLグループのOff-Highway Research(オフ・ハイウェー・リサーチ)は8月3日、「中国建設機械レポート(中期調査)」で、2018年の中国の建設機械の販売台数は325,000台を超える見込みだと発表した。この30%の成長率は、2017年に見られた81%の需要増から続く。油圧ショベルとホイールローダーのセクターが主因であり、販売台数の伸びは上半期が顕著だった。

 従来、中国市場では、ホイールローダーが最も多い機械だったが、昨年はクローラー式の油圧ショベルが初めて最も多くの機械を販売した。このギャップは今年さらに拡大すると予想され、ホイールローダー83,000台に対して、油圧ショベルは140,000台の販売が見込める。今年はクローラードーザー、ミニショベル、中国のモバイルクレーンの販売も堅調に推移している。

 2016年と2017年に開始された新しいインフラプロジェクトは、成長の鍵となるものであり、その多くは政府の「一帯一路:One Belt・One Road」イニシアチブの後押しである。不動産市場も建設機械販売にプラスの影響を与えている。しかし、インフラへの投資が減速していることから、建設機械市場は2019年に後退することが予想される。しかし、建設機械の量は、2015年と2016年の最低水準をはるかに上回っている。

 政府がインフラ部門の過熱投資を抑えることに焦点を当てることは、2009年から2011年までの景気刺激策による販売台数の急増に伴う猛烈なブーム&バストサイクルが繰り返されるのを防ぐであろう。

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