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不二越、2018年11月期第2四半期売上は8.9%増の1,246億円

 ㈱不二越が7月5日に発表した2018年11月期第2四半期(2017年12月~18年5月)連結業績によると、売上高は、1,246億2,800万円(前年同期比8.9%増)、このうち、国内向けの売上高は635億2,500万円(同11.2%増)、海外売上高は611億1,200万円(同6.5%増)となった。営業利益は81億1,500万円(同5.1%増)、経常利益は70億7,200万円(同4.1%増)、親会社株主に帰属する四半期純利益は44億9,400万円(同3.3%減)となった。

 不二越2018年11月期第2四半期データ

 経営環境は、欧米を中心とした先進国経済の堅調な推移に加え、新興国経済の持ち直しにより、総じて緩やかに回復した。不二越グループは、ロボット事業を核に、工具、工作機械、ベアリング、油圧機器、そして特殊鋼事業をあわせ持つ総合機械メーカーとしての特長を活かし、海外の現地ユーザーを中心とした新規開拓や、新商品の投入などによる売上拡大にとり組んできた。また、内製化や生産性の向上をはじめとしたコストダウンに努めるとともに、将来の事業拡大に向けて、開発・営業・生産体制を拡充してきた。

<機械工具事業> 自動車・産業機械分野で切削工具やロボットの需要をとり込み、売上高は427億5,200万円(前年同期比1.5%増) 。利益面は、原材料価格の高騰に加え、開発・営業・生産体制の拡充に向けた固定費・販管費の増により、営業利益は28億8,400万円(同9.3%減)となった。

<部品事業> 自動車生産が堅調に推移したことに加え、産業機械・建設機械分野の需要が拡大し、売上高は731億9,300万円(前年同期比12.0%増)、営業利益は43億7,300万円(同6.2%増)となった。

<その他の事業> 特殊鋼の需要持ち直しにより、売上高は86億9,100万円(前年同期比24.6%増)、営業利益は8億1,800万円(同2倍)となった。

 なお、2018年11月期連結業績の見通しは、1月11日発表値を据え置いている。

 不二越の2018年11月期第2四半期決算短信

 

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