東亜電気工業、会津若松に自動車部品の新工場、子会社の東亜テクニカルが操業

    福島県会津若松市は3月16日、電気・電子材料商社の東亜電気工業(本社:東京都)が、会津若松市の徳久工業団地に自動車搭載用の電子部品を製造する工場を新設する。と発表した。同日、市と立地協定を結んだ。2019年4月の操業開始予定で、当初は50人の新規雇用、将来的に200人に拡大する計画。

 東亜電子工業の取得用地は約1.1ヘクタールで、約18.7億円を投じて新工場を建設する。着工や2018年4月、完成は19年1月の予定。操業するのは子会社の東亜テクニカル(本社:東京都)で、操業5年後の年間生産高として50億円を見込んでいる。

 東亜電気工業は1947年設立。2018年2月期の連結売上高は約870億円。子会社の東亜テクニカルは、南会津町や埼玉県、大阪府に工場を有するが、会津若松市の工場が主工場となる。会津若松市の新工場では衝突防止ブレーキ機能に関連したフィルム式の曇り止めヒーターを製造する。

 会津若松市の記者発表資料