年頭所感 ㈱加藤製作所 加藤公康社長

●年頭所感2018 株式会社 加藤製作所 加藤公康社長

 昨年のわが国の経済を振り返りますと、雇用情勢の回復により、個人消費が持ち直し、オリンピック需要を背景とした設備投資も堅調に推移するなど、緩やかではありますが、回復基調が続きました。

 我々建機業界においても、中国をはじめ世界的に建設機械の需要が復調したことにより、各社とも大きく業績を伸ばしました。

 わが社につきましては、クレーンは6年半連続で国内シェアナンバーワンを続けています。またショベルも大幅に売り上げを伸ばすことができました。その他の製品につきましても、概ね増収となりました。

 しかしながら、国内市場ではオペレーター不足など、若干不安な要素もあり、今後は一層のコスト削減と利益確保が必要になってきます。

 我々は長期ビジョンとして“Progress To The Next Stage”「 次なるステージに進化する」ことをスローガンに掲げております。

 我々がこれからやるべきことは、KATOグループの全社員が一丸となり、品質の高い製品を開発、製造、販売し、サポートすることによって国内外を問わず多くのお客様に満足していただくことにつきます。 

 KATO HICOMがグループに加わって1年が過ぎ、製品レンジも大きく広がり、正に総合建機メーカーになりました。今後はその名に恥じぬよう、目の前の利益だけに一喜一憂するのではなく、長期的かつ持続的成長を実現できるよう努力を重ねてまいります。

 以上